【検証】Pixel 5aは4年前に発売した機種よりカメラ画質が劣る?!
先週、3年間使い続けてきたHUAWEI P20からPixel 5a(5G)へ機種を変更しました。 HUAWEIの画質が気に入っていて、昨年バッテリーを交換しつつ使い続けてきましたが、性能の低下に機種変更をしました。ネット記事やYoutubeで『ミドルクラスで最高のカメラ画質』といわれるPixel 5a(5G)を選択しました。
購入して数週間使ってみましたが、カメラ画質に疑問を感じるところもあるので比較をしてみました。
カメラスペック比較
Pixel 5aのカメラセンサーはPixel 3(2018年11月発売)のときから変わらないということなので、2018年6月に発売されたHUAWEI P20と同じようなスペックとなっています。
競合メーカーの製品が毎年のように素子のスペックを上げていることを思うと同じ素子で戦い続けるGoogleの設計思想には驚かされます。ちなみに秋に発売されるPixel6ではカメラセンサーも一新するようです。
HUAWEI P10 | HUAWEI P20 | Pixel 5a | |
---|---|---|---|
メイン | 1200万画素 | 1200万画素 | 1220万画素 |
モノクロ | 2000万画素 | 2000万画素 | ー |
広角 | ー | ー | 1220万画素 |
オートフォーカス | 像面位相差 コントラスト レーザー デプスAF |
像面位相差 コントラスト レーザー デプスAF |
ピクセル位相差検出式 |
手ぶれ補正 | 光学式 | AI手ぶれ補正 | 光学式 電子式 |
写真の比較
設定はAUTOでピントは文字に合わせて室内で約30cm手前から撮影しました。照明は蛍光灯。
P20で撮った写真が目で見た色味そのままでした。Pixel 5aは赤みがかかってしまっています。設定を探しましたがホワイトバランスを調整することができませんでした。
ピントを合わせた文字の部分の拡大写真です。
細部までの表現という観点で見るとPixel 5aが文字の輪郭が表現できていしました。これは超解像技術の効果でしょうか?ピント性能は同等といったところです。
つぎにフィギュアを撮影。こちらも蛍光灯の下で被写体から15cmくらいの位置から撮影しました。 やはりこちらでもPixel 5aは色味が赤くなる傾向にありました。
拡大した写真からノイズ感がわかりました。Pixel 5aが一番悪く、P20が一番ノイズが少なかったです。
今回は屋内で光が少ない環境だったのでPixel 5aにとっては苦手な条件だったのかもしれませんが、数年前のHUAWEIの機種よりも劣っていると感じます。
以上、皆様のスマートフォン購入の参考になれば幸いです。